波多野睦美さん blog「ねむれない夜」連載中②

デザインへのこだわり

「ねむれない夜~高橋悠治ソングブック」CD制作の現場から、波多野さんが不定期で連載をされています。第2回目はブックレットのデザインがどのように形にされていくのか、デザイナーの十河岳男さんのセンスとアイデアが光ります。

今回のCD《ねむれない夜》のなかには4人の詩人がいます。

 中略

この4人の方々を、十河さんがブックレット内で住み分けさせてくれました。

詩人が変わるたびに1ページ分の「扉」が置かれていて、

そこには名前だけ。

ページをめくる行為で、その詩人の部屋に入っていくような感覚です。

ブックレット自体が小さな詩集だと、初めてゲラを見たときに感動しました。

デザインと詩人たち|ねむれない夜②|より